こんばんは。
2016年のLittorという雑誌創刊号でジョンのロングインタビュー記事が掲載されています。
Littorとは、「Literature(文学)をする人」の造語だそうです。
当時刊行されたときのインタビューを和訳してくださっているシャヲルさんが何人かいらっしゃって(感謝✨)、何度も読み返しました。
このインタビューでは、
ジョンがどのようにして読書の習慣を身に付けたのかというエピソードだったり(お母さんから読書感想文を書く課題が出ていて、しっかりと読み込めているとお墨付きが出たらお小遣いを貰えたのだとか)。
「山荷葉」を書いたときの心情だったり。
OrgelやObsessionなどの歌詞は読書からインスパイアされたものであるとか。
自分には一つの言葉を掘り下げて考える習慣があるという話だったり。
読書をするときはぜったいに音楽は聴かないという話だったり。
ジョンの人生の中で、「読書」がとても比重の高いものであったことが分かります。
私、以前ブログで、子どもに読書を無理強いする読書感想文という課題があまり好きではない、と書いたことがあります。
私自身は、本が好きな子どもでしたが、読書感想文を書くのはキライでした。
親になった今でも、子どもに読書感想文を書かせることが非常にしんどくて(子どもの文章力の稚拙さ、ひるがえって、親としてほとんどサポートしてこなかったツケを目の当たりにしているようで、爆)。
でも、インターネットが普及し、SNSでのやりとりが日常化している現代。
特にTwitterでたまに見かける、匿名性を盾にして、言葉を選ばず感情垂れ流しで自制が全く効かないヘイト系のコメント。
子ども達が良質な文章に出会えるようにする、というのは、今の時代だからこそ、尚更重要なのだと痛感しています。
この本を買ってみました。
斉藤氏がオススメしているいくつかの随筆だったり、小説だったりが生の文章で書かれていて、それを何度も音読する、それだけの教科書なのですが・・・。
これは一年生には難しい(o_o)
だって、プロローグで掲載されているのが、福沢諭吉の「学問のすすめ」。
少なくとも、ひらがなをとつとつとようやく読めるようになったYちゃんが音読するのは、今は到底無理です。
なので、しばらくは5年生のRくん用に使おうと思い、彼の自学の宿題で、全文を視写するように言ってみました。
言葉の言い回しが昔っぽいので、よくわかんない〜と言いつつ、何度も音読させたら、スラスラと読めるようになってきました。
すると、どうしたことでしょう💡
Rくんがあんなに苦手意識を持っていた国語の文章題が少しずつ解けるようになっているような・・・。
国語力は、一朝一夕では身につかない。
コツコツと努力を積み上げていかないといけない。
良いお手本に出会えたなと思いました。
回し者じゃないけどww お子様の国語力に悩んでいらっしゃるパパさん、ママさん。
これはオススメですよ💗
絵本の読み聞かせをしなくなってからだいぶ経ってたのですが、この間、Rくんから読んで欲しいと言われて、寝る前に少しずつ一緒に読み進めていきました。
約一週間かけて読んだ本。
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なんでもできる優等生タイプのカオルと、なんにもできない落ちこぼれタイプのソメヤ。
「サイテー」だと思っていた「あいつ」との関係はどう変わっていくのか。
人間関係が少し入り組んできて、思春期に入ってくるRくんにはぴったりなテーマだと思います。
Yちゃんの方は、まだまだ絵本の世界で生きています♬
親子でお気に入り🧡
↓
アヒルのメアリー・アリスは町の時報係。正確な時刻を伝えるという自分の仕事に誇りをもっていますが、風邪をひいてしまって声が出なくなって・・・。
社長さんが、誰がやっても変わりゃしないんだから(爆)と言って、ピンチヒッターを募集するんだけど、まあ、応募してくるひと(動物)が皆個性的すぎて。。笑。
アリスは復職できるのでしょうか?
仕事とはなんぞや、という実はとってもオトナっぽいテーマも隠れています。
そして、この本、めっちゃ笑えますww
やっぱり、本はいいね。
ね? ジョン。
✳︎画像お借りしました。